情報化社会の本質は「リンク・フラット・シェア」。糸井重里『インターネット的』から読み解く、これからの「ギブ&テイク」

情報化社会の本質は「リンク・フラット・シェア」。糸井重里『インターネット的』から読み解く、これからの「ギブ&テイク」の生き方とは

暮らしをより良く

繋がって、平等に、分かち合う社会へ。

こんにちは!『今日も信仰は続く』を見ていただいてありがとうございます。桑原信司(@shin0329)です。

信ちゃん
信ちゃん

気軽に信ちゃん、って覚えてくれたら嬉しいな~!

「ギブ&テイク」、という言葉がありますよね。何かを与えたら何かをもらい、何かをもらったら何かを与える、という関係のこと。「等価交換」の世界観ですね。

仕事でもプライベートでも、人間関係を円滑にするためには欠かせない考え方だと思います。これについては、アダム・グラント著『GIVE & TAKE ~「与える人」こそ成功する時代~』という本がわかりやすいのでおすすめ。

次回の記事でわかりやすく解説したいと思っていますが、今回はとりあえずビジネス書の要約で人気のYouTuber「サラタメさん」の動画のリンクを貼っておきますね!

【11分で解説】GIVE & TAKE byアダム・グラント|ギブしときゃ成功する、わけない

この『GIVE & TAKE ~「与える人」こそ成功する時代~』を読めば、「社会的に成功するためのギブの本質」とは、自己犠牲の精神ではなく、お互いの力を引き出しあうためのアクションを指していることがわかります。

だからこそ、次は具体的にはどんな行動をしていけばいいのか?ということを考えることが大切になってきますよね!

というわけで今回は、糸井重里さんが書かれた『インターネット的』から、情報化社会におけるギブの具体的なアクションを一緒に考えてきましょう!

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糸井重里『インターネット的』

今回ご紹介する、糸井重里さんが書かれた『インターネット的』(PHP文庫)は、なんと2001年に書かれたものを加筆して2014年に文庫化された一冊

あの『ほぼ日』で有名な糸井さんが、これからの情報化社会の「未来予想図」的なスタンスで書かれた本なのですが、インターネットの本質を深くとらえており、ネットで「予言の書」とまで評された名著です。

ちなみに『インターネット的』はAmazonのKindle Unlimited会員なら無料で読めます!月額980円で本が読み放題なので、気になる方はぜひチェックしてみてください~!

さて、この『インターネット的』で糸井さんは、情報化社会の本質は「リンク・フラット・シェア」の3つがカギになる、と書かれています。

ちなみに僕がこの本を読んだのは結構前の話なのですが、いまもインターネットに接続するときは必ず意識するようにしています。

やはり本質を捉えてから利用するのと、本質を知らずに利用するのとでは、そこでの関係性や成果に大きな差が出てきますからね。

実際に、僕のSNSのフォロワーやブログの来訪者数はぐんぐん増えていますが、これも「すでにインターネットの本質を理解している」というアドバンテージが大きいと思うんです。(手前味噌で恐縮ですが)

ですから、僕の経験をもってしても、この本に書いてあることはとってもクリティカルな内容だと思います。できるだけわかりやすくシェアしていきますね。

「リンク・フラット・シェア」

さっそくですが、この『インターネット的』の結論はこうです。

インターネットは魔法や奇跡じゃなく、ただの「すごく便利な道具」で、それによって人が根っこからガラリと変わったりはしない。けれど、このすごく便利な道具を人々は生活のなかに取り入れていくに決まっている。そしておそらく、こんなふうにして、人はインターネットとつき合っていくんじゃないか……。

十年前、『インターネット的』に僕が書いたのは、要するにそういうことだったと思います。

糸井重里『インターネット的』より

インターネットは、「伝える仕組み」です。いわば、人間の生み出す情報という「料理」をすばやくどこにでも届ける「お皿」です。ほんとうは、一番面白いのは、お皿に何をのせるかということのはずです。

糸井重里『インターネット的』より

つまりこの本で糸井さんが主張しているのは、「インターネット」は私たちの暮らしを本質的に変えてしまうような発明ではなく、ただの「めっちゃ便利なお皿」でしかないんだということです。

ですから、あくまでこだわるべきなのは「情報」なのです。ここの調理に失敗したり、提供するタイミングを間違えることのないようにするために「リンク・フラット・シェア」がキーワードになってくるというわけですね。

僕らは「リンク」している

インターネットが普及するまでは、「問い」に対して明確な「答え」を用意するためには「専門性」が不可欠でした。

しかし現在では「問い」に対する「答え」はもちろん、ご丁寧に「関連情報」も相互にリンクしていて、いつでも・どこでも・誰にでも情報を取得することができるようになりました。

どんな些細な情報でも、ひとたびインターネットのお皿に乗せれば、想像をはるかに超えた「有機的な繋がり(リンク)」を獲得することができるということです。

これはインターネットが社会にもたらした変化のなかでも、もっとも革命的な部分だといえますね。

僕らは「フラット」である

情報の橋渡し役が「専門性を持っている人」から「インターネット」に変わったことによって、情報そのものの価値が大きくなりました。

つまり「誰が言ったのか」よりも「どんな意見があるのか」のほうが重視される世界になってきたということです。

たとえば僕の場合は、こうしてブログを通じて「信仰のある暮らし」を伝えていますが、ひと昔前なら「そんなのは本部の偉い人がすること」「君のような若造が」などと一蹴されていたかもしれません。

ところがインターネットでは、そういった発信者の属性に関しては、みんなが平等(フラット)なんです。

現代社会がどんどん「多様化」に傾倒しているのも、このフラットな世界観の影響を大きく受けているからですね。

信ちゃん
信ちゃん

ある意味「下剋上」だし、世はまさに「情報戦国時代」と言えるのかもしれません!笑

だからこそ「シェア」が大切

インターネットが普及するまでは、知識やノウハウは「独占」してしまうほうがコスパが良かったんです。いわゆる「ここだけの話」を持っているだけで、相手に対して圧倒的に優位なポジションを獲得できたからですね。

しかし、リンク・フラットがベースになっている現代では、たいていのことはネットで検索すれば調べることができます。

僕のように個人で発信している人も増えていますから、今後もますます「調べたらわかる情報」は範囲を広げていくでしょう。

つまり、自分が持っている情報は、すでに誰かが発信している可能性が高いということを知っておかないといけません。

そこを理解している人がどんどん実践しているのが「シェア」、つまり情報のおすそ分けです。

勘のいい人は、インターネットを使ってシェアを繰り返し、多くのリンクを獲得しつつ周囲の人からの「信用」を着実に集めています。

この「信用」という指標は、これからの時代にとても重要になります。生産現場から、市場へとイニシアティブ(主導権)が移り変わっていくからですね。

最近のビジネス書などで「信用を稼げ」と繰り返されるのは、そういう理由なんですよね。

Only is not lonely.

インターネットはもはや現代人にとって欠かせないライフラインになっています。テレワークなどもずいぶんと浸透しましたし、暮らしのなかでも「インターネットと接続している時間が長くなった」と感じる人も多いのではないでしょうか?

しかし、まだどこかで「孤独感」を感じている人もいるでしょう。そんな人に対して、糸井さんはこのように語ります。

人間にとって「孤独」は、前提なのです。「ひとりぼっち」は、当たり前の人間の姿です。(中略)それでも、「ひとりぼっち」と「ひとりぼっち」が、リンクすることができるし、ときには共振し、ときには矛盾し、ときには協力しあうことはこれもまた当たり前のことのようにできます。

つながりすぎないで、「ひとりぼっち」なんだけれど、それは否定的な「ひとりぼっち」ではない。孤独なんだけれど、孤独ではない。

糸井重里『インターネット的』より

このさき、どんな時代になっていったとしても、人間にとって「孤独」は常につきまとうもの。しかしそれは、もうつらく苦しい孤独ではありません。

インターネット的』に言うと、孤独なんだけれど孤独ではない。「リンク・フラット・シェア」が可能なこの情報化社会においては、Only is not lonely、つまり物質的には「ひとりぼっち」であっても、精神的にはそうではないのです。

信ちゃん
信ちゃん

「Only is not lonely…」ちょっと言いたくなるよね!笑

まとめ:バンバンおすそわけしていこう!

というわけで、糸井重里さんの『インターネット的』を引用しながら、情報化社会の本質について考えてみました。

GIVE & TAKE ~「与える人」こそ成功する時代~』に書かれていたように、本当のギブとは自己犠牲の精神ではありません。お互いの力を引き出しあうような関係をスタートさせるアクションです。

これと「リンク・フラット・シェア」というインターネットの本質を照らし合わせると、僕たちがとるべき具体的なアクションが見えてきます。

それが今回の結論。「バンバンおすそ分けしていこう!」です。

もったいぶって情報を独り占めしていても、すでにネットに転がっていたなら、その情報自体の価値はどんどん薄まっていきますよね? だけど、その情報をどんどんシェアしていくと、今度はあなた自身に「信用」という価値が生まれてくるのです。

そしてこの「信用」は、市場にイニシアティブが移っていくこれからの時代において、かなり強力な武器になります。続々と新しい情報が入ってきますし、顧客が自然と集まってきますから。

僕自身も、ブログ等で情報をとことんシェアし続けた結果、新しいビジネスを始めることになったり、講演会で登壇する機会を頂いたりと、たくさんの恩恵がありました。やはり情報を積極的にシェアする人こそ、情報化社会における「与える人」で、なおかつ「社会的に成功する人」なのだと思います。

まさに「陽気というは、皆んな勇ましてこそ、真の陽気という」ですね。これからも、僕はみんなに勇気を与えるシェアを繰り返して、たくさんのリンクと信用を積み上げていきたいと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。信ちゃん(@shin0329)でした!

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