【Kindleのある暮らし】秋の夜長に、おすすめしたいエッセイたち。Kindleで読める名作エッセイ6選

【Kindleのある暮らし】秋の夜長に、おすすめしたいエッセイたち。Kindleで読める名作エッセイ6選

暮らしをより良く

こんにちは!『今日も信仰は続く』をご覧いただきありがとうございます。桑原信司です。

気軽に信ちゃん(@shin0329)って覚えてもらえたら嬉しいな。

以前ブログにも書きましたが、僕はKindleを購入してから「夜、眠くなるまでエッセイを読む」という習慣を大切にしています。

おかげさまで、夜もぐっすり眠れるし、知識や感性も少しずつではありますが磨かれているような気がします。

なので今日は、僕が読んできたエッセイ(読みかけもあるけど)のなかから、これはみんなにもシェアしたいと思える作品を6つ挙げていこうと思います。

Kindle Unlimitedで無料で読めるものを3つ、有料のものを3つ紹介していきますので、どうぞ参考にしてくださいね。

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Kindle Unlimitedで読める無料エッセイ3選

まずは Kindle Unlimited(月額980円で一部書籍が読み放題になるサービス)で無料で読めるものから。初月はお試し期間ということで無料で利用できます。

僕は初月だけ利用して解約するつもりでしたが、解約画面で「ホントは月額980円だけど、3カ月980円にしてあげるからやめないで!」と出てきましたので継続中です。これ言ってもいいのかな?笑

福島智『ことばは光』

「半透明の繭」が私を包んでいた。すでに失明し、光を失っていた私から、今度は音が次第に奪われていく。

肉体的な苦痛はない。ただ世界から徐々に隔絶され、繭の中で自分が溶けてしまっていくような気がした。今から32年前、18歳のときのことである。

なぜ私の人生に、こうした極限の苦悩が訪れたのか。考えてもわからない。

福島智『ことばは光』(天理教道友社)

『ことばは光』の著者である福島智先生は、9才の若さで失明、さらに18歳で聴力を失い、光と音を失って、永遠に続く夜と沈黙の世界に生きている「全盲ろう者」です。

生まれ持ったハンディキャップではなく、多感な青春時代に、少しづつ視力と聴力が失われていく苦しみ。健常者の僕がどれだけ想像しても及ばない、辛く苦しい過去だったに違いありません。

そんな「半透明の繭」に閉じ込められた福島先生を救ったのは、母親が考案した指点字で伝えられる「ことば」によるコミュニケーションだったそう。

盲ろう者では世界で初めて大学教授となった著者が、多くの友人と「ことばのコミュニケーション」をとりながら、たすけあって歩んでこられた人生を綴るエッセイは、どれも朗らかで優しい。読むたびに、心が洗われるようなお話ばかりです。

松浦弥太郎『メッセージ&フォト 今日もていねいに。』

『暮らしの手帖』の元編集長でエッセイストの松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』という名著はご存知でしょうか?

こちらは、その『今日もていねいに。』を、松浦さんご自身が“プレゼント用”に編集されたビジュアル版です。

ある日、僕はこんなふうに思いました。

前作『今日もていねいに。』を、大切な人にプレゼントしたい、と。そして、プレゼントであるなら、僕が旅先や暮らしのなかで撮った写真をページの間に挟んでみたり、そこに書いてある文章にちょっと線を引いてみたり、文章の言い回しを変えてみたり、プレゼントであるけれど、できればそれが、僕からあなたへの手紙になるように、一ページ一ページ書き直してみたり。そんなふうにして『今日もていねいに。』をプレゼント用にあらたにつくってみたのです――。

松浦弥太郎『メッセージ&フォト 今日もていねいに。』

本当にサクサクと読めてしまう、かなり短いシンプルな文章に、松浦さんのこだわりや人生観がきちんと反映されています。

差し込まれた写真もおしゃれだし、文末に紹介されている英語のことわざも素敵。

10.出会う人は皆、先生

昨日よりも今日、今日よりも明日と、自分が新しくありたい。

そう思うなら、謙虚になって、まわりの人から学びましょう。相手の立場が下であっても、年下であっても、誰であろうと、今日会う人、出会ったりする人は、皆あなたに何かを教えてくれる先生と思いましょう。

目の前の人を自分の先生だと思えば、素直さと感謝の気持ちで接することができます。

それが人間関係の基本と知りましょう。

It takes all sorts to make a world.

いろいろな人がいるのが、世の中というもの。

松浦弥太郎『メッセージ&フォト 今日もていねいに。』

デイヴィッド・S・キダー 『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』

最近追加された本なのですが、タイトルの通り世界の教養(歴史・文学・視覚芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7ジャンル)が、365話掲載されているすごい本です。

以前、書店でも手に取ったことがあったのですが、わりと高額だったことと、単純にデカくて重いので別にいいかと感じて買わずじまいだった本書。

ですが、薄くて軽いKindleで、さらに無料で読めるとなれば、読まない選択肢はないでしょう。内容も最新の科学技術のことから、紀元前の哲学までと幅広いのが特徴です。

信仰深い人は、信仰心を高めるために日課として聖書を毎日読んでいる。この『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養』は、それと同じ方法で知識を増やし、教養を高めるための本だ。

デイヴィッド・S・キダー 『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』

僕も信仰者ですから、天理教の聖書にあたる『おふでさき』『みかぐらうた』は毎日必ず触れています。かれこれ5年以上続けている習慣なので、信仰的教養はそれなりに身についてきました。

これからは、本書で「世界に通用する教養」の基礎となるところを、少しづつ築いていきたいです。

有料だけど価値のあるエッセイ3選

ここから紹介する作品は、Kindle Unlimitedの対象外になるので有料なのですが、どれも素晴らしい作品たちばかり。自信を持って推していますので、興味があれば購入してみて下さい。

星野源『そして生活はつづく』

(あれ?どこかで見かけたことのあるタイトルだなぁ…?)

星野源さんといえば、国民的俳優でありながら、シンガーソングライターとしても有名ですよね。 ジャズやブラックミュージックを日本のポップスに落とし込む音楽センスは素晴らしい。

しかし、それだけではありません。イケメンで歌もうまく作詞作曲もできて俳優もできて下ネタもオッケー!な彼ですが、なんと文筆家としての引き出しもあるんです。スペックホルダー過ぎる。

「何気ない日常」の中には「何気ない日常」しかない。素晴らしいものなんてない。その中から素晴らしさ、おもしろさを見いだすには、努力と根性がいります。

黙ってても日常は面白くなってはくれない。見つめ直し、向き合って、物事を拡大し新しい解釈を加えて日常を改めて制作していかなきゃならない。

毎日をおもしろくするのは自分自身だし、それをやるには必死にならなきゃ何の意味もない。

つまり、一生懸命生きなきゃ毎日はおもしろくないってことだ。

星野源『そして生活はつづく』

毎日を一生懸命生きる、簡単なようで難しいライフスタイルですが、才能に富む彼とこの本を見ていると、それらを裏付けるのは積み重ねてきた努力と経験だということがよくわかります。

くだらない話もたくさん登場するけど。特にう〇この話はマジでしつこい。笑

河合隼雄『こころの処方箋』

「こころ」は難しい。

僕も宗教家として、人の「こころ」に触れるお仕事をしていますが、これはいつもいつも痛感しています。

そんな僕がすがるように手に取った(正確にはダウンロードした、ですが)のは、大学時代にお世話になった教授に薦められた、心理学者である河合隼雄先生の本書でした。

正直なところ、はじめは分析心理学によって、少しでも「人のこころがわかるようになること」を期待していたのですが…。この本は「それは全くの見当違いだ」ということを教えてくれます。

1.人の心などわかるはずがない

 臨床心理学などということを専門にしていると、他人の心がすぐにわかるのではないか、とよく言われる。私に会うとすぐに心の中のことを見すかされそうで怖い、とまで言う人もある。確かに私は臨床心理学の専門家であるし、人の心ということを相手にしてきた人間である。しかし、実のところは、一般の予想とは反対に、私は人の心などわかるはずがないと思っているのである。

河合隼雄『こころの処方箋』

この主張は、一貫して内容全体に脈づくキーワードになっています。けど、本書はそんな「諦めの美学」を論じたり、分析心理学そのものを批判するものでもなくて、むしろ未知の可能性に注目し、それを尊重する大切さを教えてくれる内容になっています。

人は誰もが「創造性」を持って生きている、と河合先生は言います。

先ほどの星野源さんの「日常を改めて製作する」というアイディアに通じる部分だと思うのですが、クライアントが誰のものでもない「自分の人生の物語」を創造していくことを願う河合先生の姿勢に学ぶところはたくさんあります。

小林正観『ありがとうの神様』

心学研究家のベストセラー作家、小林正観さんの考え方を一冊にまとめた集大成的な本書。

筆者は唯物論者ですが、「ありがとうの神様」については「どうも存在するらしい」と認めており、そこらの宗教家よりよっぽどスピリチュアルな熱量が高いです。お坊さんの説法に近いものがあるかもしれません。

朝起きて、ベッドから降りる前に

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう……」

と、100回言ったとします。

すると脳は、「不安定な状態」になります。「ありがとう」を言いたくなるような現象が起きているわけではないのに、「どうして『ありがとう』なのか」がわからないからです。

そして、合理的な理由や説明がないと不安定になって、「ありがとう」の理由を探そうとします。

「天気がよくて、嬉しい」

「朝ご飯がおいしそうで、嬉しい」

「お味噌汁に豆腐が入っていて、嬉しい」

と、目にするものに対して、「ありがとう探し」をはじめます。

どうやら、先に「ありがとう」を100個言っておくと、「ありがとう」の現象がないのに、現象を一所懸命探そうとするようです。

反対に、朝起きたときに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」と20回言ったとします。すると脳は、今度も合理的な理由を探しはじめます。

「どうして今日は雲ひとつないんだ。暑くてしかたがないじゃないか」

「頼んでもいないのに、朝ご飯が用意されている」

「お味噌汁の具はどうして豆腐なんだ。ワカメのほうがいい」

と、あらゆるものに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」の原因探しがはじまります。

「ありがとう」と言いたくなるような現象が起きていなくても、まず、「ありがとう」を言う。すると、「ありがとう」を言った数だけ、「ありがとう」の原因を探し出すことになります。

ということは、1日中「ありがとう」と言っていれば、脳はずっと「ありがとう探し」をするわけですから、「ありがとう」に満ちあふれながら1日を終えることができるでしょう。

小林正観『ありがとうの神様』

こんなかんじで、いたって真剣に「ありがとうの神様」の布教活動が繰り広げられています。

ところどころ「そんなバカなw」とツッコミを入れたくなる「ありがとうの神様」の教えですが、なぜかグイグイ引き込まれてしまう魅力があるんですよね。それくらい、読んでいて楽しい発見のある本です(笑)

序盤だけですが、AIが朗読してくれる動画を見つけました。どうぞご査収ください。

≪AI朗読≫ありがとうの神様[小林正観]

さぁ、Kindleでエッセイを読もう

いかがだったでしょうか。僕の「毎晩、眠くなるまでエッセイを読む」習慣が止められない理由、ちょっとは伝わったのではないでしょうか?

この習慣のおかげで、毎日少しずつ教養が身につき、感動に胸を震わせ、心がときめいたり、クスっと笑えたり…。僕にとって本当に大切な時間になっています

Kindleユーザーのみなさんには、ぜひおすすめしたい習慣。まだ持っていない人は、12月のサイバーマンデーセールまで待ちましょう。笑

ちなみにこの記事は、随時アップデートしていくと思います!どんどん面白い作品に出会えていますので…。

もしおすすめのエッセイがあったら教えてください。とりあえず今日は最近 Kindle Unlimited に追加された、ローランドさんの『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』をダウンロードしました。楽しみ過ぎる。

それではっ!

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