シリーズ【#信仰のある偉人たち】を書いていきたいと思います。執筆の理由と、Pickupしていく偉人リストについて

シリーズ【#信仰のある偉人たち】を書いていきたいと思います。執筆の理由と、Pickupしていく偉人リストについて

今日も信仰は続く

「リベラルアーツとしての宗教学」をアウトプットしていく挑戦。

こんにちは!『今日も信仰は続く』を見ていただいてありがとうございます。桑原信司(@shin0329)です。

信ちゃん
信ちゃん

気軽に信ちゃん、って覚えてくれたら嬉しいな~!

僕は大学で宗教学を専攻していて、なかでも比較宗教学に興味がありました。幼いころから絶対的価値観として教えられてきた天理教のフレームワークから脱却して、まったく別のフレームワークを通してこの世界をもう一度見つめ直すと、今まで見えていなかったものがよりクリアに見えてくるからです。

この感覚を覚えることの大切さは、年々増してきているように感じます。多様性の波があちこちに押し寄せてきている現代では、しばしば自分とは異なる文化・思想を持った人とチームを組んで働いていくという機会がたくさんありますよね。

そういった現場におけるコミュニケーションでは、自身の価値観だけで相手を判断していくと、その判断を誤ってしまうケースが多々あります。たとえば○○ハラスメント、などと呼ばれるトラブルの大半は、自分の価値観=相手の価値観であることを信じて疑わない姿勢が原因となることが多いですからね。

多様性が歓迎され、より複雑化していくこれからの社会において、大切なのは「相手の言動を相手の価値観を借りながら理解していこうとする姿勢」だと思います。もちろんかんたんなことではありませんが、具体的な解決策もあります。

それは「教養を高める」ということ。近年ではリベラルアーツ、と呼ばれて注目を集めていますが、ようするに「物事にはいろいろな見方があるんだ」ということを実体験として知るということが大切だというわけですね。

というわけで、宗教家として活動している僕も「一般教養としての宗教」を提供できるようなアウトプットに挑戦していこうと思います!

その人の価値観や思想はもちろん、生まれ育った土地の文化や歴史に深く根付いているケースの多い宗教。知っているのと知らないのとでは、コミュニケーションの幅がぜんぜん変わってきますからね。

まだまだ勉強中の僕ですが、学びながら書いていこうと思っているので、皆さんもぜひ一緒につくり上げる感覚を持って楽しんでもらえたら嬉しいです。

Pickupしていく偉人はこちら!

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キリスト教

今からおよそ2000年前に、ユダヤ教の信仰者であったイエス・キリストを「神様の息子」と認識するところから始まった世界宗教。

その影響力は絶大で、西洋とアメリカの歴史・文化・思想に深く根付いています。たとえばアメリカの大統領の就任式では、今でも聖書を片手に置いて宣誓しますしね。

伝統ある宗教ですから、歴史上の偉人にも信仰者がたくさんいます。

★イエス・キリスト

まずは教祖であるイエス・キリストについて。

彼が登場したことで、この世界の歴史は大きく変わりました。影響力という意味では、人類最高の強さを誇っているでしょう。

しかし彼の一生を勉強していくと、特に大きな偉業を成し遂げたわけではない、ということがわかります。むしろキリスト教の勢力は、イエスの死後、弟子たちによって強く推し進められていったからです。

ではなぜ、彼の死後、弟子たちは彼のために奔走したのでしょうか? そのヒントは、彼の生涯に見つけられると思います。

愛の人 マザー・テレサ

マザー・テレサも熱心なクリスチャンだったことで有名ですよね。両親もクリスチャンだったことから、生まれた翌日には洗礼を受けたそうです。

修道女としてインドに派遣され、38歳までは教師として働いていましたが、「すべてを捨て、もっとも貧しい人の間で働くように」という神からのお告げをもらったことがターニングポイントに。

そこからの彼女の人生は、神様のお告げ通り、病気の人々や貧しい人々のサポートに生涯を捧げました。1979年に受けたノーベル平和賞を受賞したあとも、そのボランタリー精神は尽きることなく、貧しい人々に注がれていきました。

「私には夢がある」キング牧師

わたしには夢がある。それは、いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等につくられているということは、自明の真実である」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。

わたしには夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつて奴隷の息子たちとかつて奴隷の所有者の息子たちが兄弟として同じテーブルにつくという夢である。

この有名な演説をした人こそ、マーチン・ルーサー・キング。アメリカの黒人差別なくす運動(公民権運動)のリーダーとなった人です。彼もまた、35歳という若さでノーベル平和賞に選ばれていますよね。

しかし、現在でもアメリカでは途絶えない黒人への差別意識が糾弾されています。こういったニュースを深く理解するためにも、彼の生涯と黒人差別の歴史は教養として学ぶ必要があるでしょう。

イスラム教

イスラム教は今から約1400年前、アラビア半島の遊牧民であったムハンマドが神の啓示をうけたことにより始まった世界宗教。

イスラム教の面白いところは、ユダヤ教、キリスト教と同じ「神」を信仰しながらも、より神への完全な服従を誓い、それを生活形式で表現しているところ。

たしかにイスラム教と言えば「戒律が厳しい」イメージがありますが、その価値体系をまとめたのが預言者であるムハンマドです。

最後の預言者 ムハンマド

ムハンマドはもともとベドウィンと呼ばれる遊牧民の商人でしたが、あるとき天使ガブリエルから神の啓示を受けます。はじめは困惑したものの、やがてその啓示を体系化して「イスラム共同体」を作ります。

そこから彼はチームマネジメントや戦争のセンスを存分に発揮させ、アラビア半島を統一し、そこの住民のほとんどをイスラム教へと改宗させます。こういった政治的手腕があるところは、イエス・キリストや仏陀とは異なるところですね。

ちなみにイスラム教は偶像崇拝を禁止しているため、ムハンマドの肖像画も顔は描かれていません。

仏教

仏教は今から約2500年前のインドで誕生した世界宗教です。キリスト教やイスラム教と比べても歴史が長く、とくに僕たち日本人にはもっとも馴染みのある世界宗教だと言えるでしょう。

その歴史の長さゆえか、各地でさまざまな文化と融合しながら教えが変容しているという特徴があります。日本でも華厳宗、法相宗、律宗、真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、融通念仏宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の13宗があります。

これは仏教の教えそのものが、キリスト教やイスラム教のような一神教ではなく、あくまで自身が悟ることを命題にした哲学的な教えであることが大きな理由として挙げられるでしょう。

悟った人 仏陀

仏陀は厳密には「悟った人」という意味の言葉で、彼の本名はゴータマ・シッダールタといいます。インドのサーキャ(釈迦)族の王子だったので、お釈迦様と呼ばれたりもしますね。

武芸と勉学の才能に溢れ、豪華絢爛な生活をしていた彼でしたが、城の外に広がる民たちの苦しみを見て、出家を志します。数々の苦行の果てに悟りを得た後は、弟子たちにそれを伝えていきました。

宗教家、というよりは思想家・哲学者と言ったほうがしっくりくるという人も多いと思います。

『西遊記』の主人公 玄奘

『西遊記』と言えば、三蔵法師が孫悟空や沙悟浄、猪八戒らとともに天竺(インド)を目指す物語で有名ですが、この人はその主人公である三蔵法師のモデルとなった人です。

三蔵法師といえば、女性のイメージが強いから意外に思われた人も多いでしょうね。僕もずっと深津絵里さんのような美人僧だと思ってましたもん(笑)

実際の三蔵法師は、名を玄奘(げんじょう)と言い、仏教の教えを学ぶために中国からゴビ砂漠を越えてインドにいって、トップクラスの成績を収めたあとにまた中国まで歩いて帰ったスーパーマンなんです。

天台宗の開祖 最澄

天台宗の開祖、最澄(さいちょう)。真言宗の開祖、空海(くうかい)とともに、平安仏教をリードした天才たちです。

ただ同じ時代を生きたというだけではなく、同じ船に乗って中国に渡ったクルーだったということも、この2人の関係の面白いところ。

ちなみに天台宗の総本山である比叡山延暦寺は、仏教エリート養成学校となり、後に鎌倉新仏教と呼ばれる日本仏教の高僧たち(法然、親鸞、栄西、道元、日蓮など)も排出しました。彼らの登場に関わったことからも、最澄が日本の仏教に与えた影響は計り知れません。

真言宗の開祖 空海

最澄が生まれつきのエリート僧侶だったのに対して、地方豪族の息子という立場から実力だけでのし上がったのが空海だと言われています。『キングダム』でいうところの、王賁と信みたいな関係性ですかね。

ただ空海の実力はとんでもなかったそうで、なんと最終的には長年ライバルだった最澄が弟子入りするレベルだったんです。

強い(確信)

そして今でも、空海は高野山で永遠の瞑想をしていると伝えられています。高野山行ってみたいなぁ。

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教は特定の開祖によって開かれた宗教ではなく、古代インドのバラモン教と民間信仰が融合しながら形づくられたもの。インドにおける社会制度や文化、風習などにガッツリ関わっています。

宗教が生活の土台となっているため、「カースト」と呼ばれる身分制度や、牛を食べてはいけない、頭に触れてはいけないなどの禁忌は今もなお色濃く受け継がれています。

インドに旅行に行くなら、学んでおいて損はないはずですよ。

インド独立の父 マハトマ・ガンディー

ヒンドゥー教の信仰者でもっとも有名な偉人に、インド独立の父と呼ばれたマハトマ・ガンディーがいますよね。

彼がインド独立運動で掲げた「非暴力・非服従」はとても有名ですが、この非暴力はヒンドゥー教の古典『バガヴァッド=ギーター』から続く不殺生(アヒンサー)に基づく思想だとされています。

また、ヒンドゥー教の教理体系から発想した「サティアーグラハ」も有名。わかりやすく言うと「真理主義」となりますが、詳しくはまた執筆します。

宗教学で出会えるもの

というわけで、特定の宗教を信仰していた偉人たちのまとめ記事でした。これから随時、詳細を書き足していきたいなと思います!

こうして並べてみると、やはり彼らの活動には並々ならぬ「信念の強さ」が垣間見えますよね。信念の強さ=信仰心の強さ と言い換えてもいいかもしれないけど、とにかく自身が正しいと判断した行動に対するアクセルの踏み方がすごいというか。

マザー・テレサの献身的な活動や、ガンディーの独立運動も、信仰を抜きにしては成し遂げられなかったと思います。

今回Pickupした偉人以外にも、おすすめの人がいればぜひ教えてください。

新しいフレームワークとの出会い

そして、冒頭にもお話しましたが、こういった世界の宗教に対する知識を広く持っておくメリットとして「新しい思考方法と出会える」ことが挙げられます。

この世界を「自分が理解できる、できない」で判断するのではなく、あらゆる角度から、あらゆる答えを導きだす人の存在を認め、リスペクトしていく。その価値観を借りることで、相手にはどのように見えているのか?を知り、それも自分の了見に足していく。

リベラルアーツを必修としてきたハーバード大学の卒業生が、こぞって世界をリードするビジネスマンになったように、僕たちの人生をより良く生きるために大きく役に立つと思うんですよね。

とくに宗教の本質は「生き方の価値体系」ですから、よい手がかりになると思います。僕自身まだまだ勉強中ですが、残された人生をより良く生きていくためにも、皆さんと一緒にこのページを価値あるものにしていきたいので、どうぞよろしくお願いします!

それではまた、次の記事でお会いしましょう。信ちゃん(@shin0329)でした!

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